“ロオヴ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
上衣33.3%
盛衣33.3%
盛装33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
虹をばかへすあの上衣ロオヴ
“MONICO” (新字旧仮名) / 与謝野寛(著)
つかさんと娘とで踊つてる組もある。一人紫紺しこん薄手うすで盛衣ロオヴを着て白い胸飾むねかざりをした、ほつそりと瀟洒せうしやなひどく姿のい女が折折をりをり踊場をどりばに出ては相手を求めずに単独で踊のむれを縫ひながら縦横にけ廻る。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
其れでジユツプには改良の余地が一寸ちよつと見付からないが、盛装ロオヴの裾に幾段もひだを附けたり、又その裾にちがつた切目きれめを附けたりするので一生面せいめんを開くであらう。して白又は金茶が流行の色となるのであらう。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)