“フランスご”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
仏蘭西語85.7%
佛蘭西語14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
幾枝の「エポレット」が映射する光、彫鏤ちょうるたくみを尽したる「カミン」の火に寒さを忘れて使う宮女の扇のひらめきなどにて、この間仏蘭西語フランスごを最も円滑に使うものはわれなるがゆえに
舞姫 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
下りた拍子に僕の胸へぶつかって来た者があったのでヒョイと顔をあげて見るとですね、土耳古トルコ美人が立っているのです。『ごめん遊ばせ』と仏蘭西語フランスごで云って顔を赧らめたというものです。
沙漠の古都 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
『さうよ』とつてあいちやんは、『私達わたしたち佛蘭西語フランスご音樂おんがくとをならつたわ』
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
『あァ!それならおまへのは眞個ほんとう學校がくかうではなかつたのだ』と海龜うみがめだいなる確信かくしんもつて、『いまわたしどものはうでは其麽そんなものはみん課目表くわもくへうをはりにある、「佛蘭西語フランスごや、音樂おんがくや、それから洗濯せんだく——其他そのた」』
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)