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タラップ
ふりがな文庫
“タラップ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
鉄梯子
50.0%
梯子
16.7%
桟橋
16.7%
鉄階段
16.7%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鉄梯子
(逆引き)
一方、機関助手の杉本は、ゴールデン・バットに
炉口
(
プアネス
)
の火を点けてそいつを横ッちょに
銜
(
くわ
)
えると、油差を片手に鼻唄を唄いながら
鉄梯子
(
タラップ
)
を降りて行ったんです。
とむらい機関車
(新字新仮名)
/
大阪圭吉
(著)
タラップ(鉄梯子)の例文をもっと
(3作品)
見る
梯子
(逆引き)
何か起ったと思うより早く、船長は脱兎の如く上甲板へ
駈上
(
かけあが
)
っていた。——更に
梯子
(
タラップ
)
を下りると、短艇の中に残された一人が
流血船西へ行く
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
そう云って一人を短艇へ残し、船長は
真先
(
まっさき
)
に
梯子
(
タラップ
)
を登って行った。——甲板へ一歩
踏出
(
ふみだ
)
したとたんに、人々は思わず息詰るような光景を見た。
流血船西へ行く
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
タラップ(梯子)の例文をもっと
(1作品)
見る
桟橋
(逆引き)
船長
(
キャプテン
)
は、まっ赤になって、それへ
呶号
(
どごう
)
を返した。難船に
瀕
(
ひん
)
したせつなのように、大きな拳が空でうごいた。会社側の職工長は、陸の者を追いながら、一足跳びに
桟橋
(
タラップ
)
を渡って来た。
かんかん虫は唄う
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
タラップ(桟橋)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
鉄階段
(逆引き)
「
一等運転士
(
チイフ・メイツ
)
、警察が来ました」とボウイが走込んで来た。
右舷
(
スタボウド
)
の甲板に当って多勢の日本語の人声がして居た。ボストンの腕の下を駈抜けて為吉は機関室の
鉄階段
(
タラップ
)
を転がり落ちた。
上海された男
(新字新仮名)
/
牧逸馬
(著)
タラップ(鉄階段)の例文をもっと
(1作品)
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