“タラップ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
鉄梯子60.0%
桟橋20.0%
鉄階段20.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その小刀を逆手に持って為吉は奥炭庫クロス・バンカアの前の鉄梯子タラップに腰を掛けながら、白痴のようににたにたと笑った。
上海された男 (新字新仮名) / 牧逸馬(著)
わしはそういうなり、壁際へ進んで、クレーンにのぼる冷い鉄梯子タラップへ、手をかけた。
夜泣き鉄骨 (新字新仮名) / 海野十三(著)
船長キャプテンは、まっ赤になって、それへ呶号どごうを返した。難船にひんしたせつなのように、大きな拳が空でうごいた。会社側の職工長は、陸の者を追いながら、一足跳びに桟橋タラップを渡って来た。
かんかん虫は唄う (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ボストンの腕の下を駈抜けて為吉は機関室の鉄階段タラップを転がり落ちた。
上海された男 (新字新仮名) / 牧逸馬(著)