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ゐげた
ふりがな文庫
“ゐげた”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
井桁
89.5%
井架
10.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
井桁
(逆引き)
工學士
(
こうがくし
)
は、
井桁
(
ゐげた
)
に
組
(
く
)
んだ
材木
(
ざいもく
)
の
下
(
した
)
なる
端
(
はし
)
へ、
窮屈
(
きうくつ
)
に
腰
(
こし
)
を
懸
(
か
)
けたが、
口元
(
くちもと
)
に
近々
(
ちか/″\
)
と
吸
(
す
)
つた
卷煙草
(
まきたばこ
)
が
燃
(
も
)
えて、
其
(
その
)
若々
(
わか/\
)
しい
横顏
(
よこがほ
)
と
帽子
(
ばうし
)
の
鍔廣
(
つばびろ
)
な
裏
(
うら
)
とを
照
(
て
)
らした。
三尺角拾遺:(木精)
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
取て
突退
(
つきの
)
け名主手代を左右へ
押分
(
おしわけ
)
て
動乎
(
どつか
)
と
居
(
すわ
)
りし男を見れば下に
結城紬
(
ゆふきつむぎ
)
の小袖二ツ上は
紺紬
(
こんつむぎ
)
に二ツ
井桁
(
ゐげた
)
の
紋所
(
もんどころ
)
付
(
つき
)
し小袖を着五本手縞の
半合羽
(
はんかつぱ
)
を
羽折
(
はをり
)
鮫鞘
(
さめざや
)
の大脇差を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
ゐげた(井桁)の例文をもっと
(17作品)
見る
井架
(逆引き)
八五郎の手は口より早く動いて、
井架
(
ゐげた
)
の上に乘せてあつた一と
釣瓶
(
つるべ
)
の水は月光に瀧を懸けて、建具屋の頭から浴びせてしまひました。
銭形平次捕物控:225 女護の島異変
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
平次は巖乘な
井架
(
ゐげた
)
に手を掛けて覗いて見ました。此邊の井戸ですから石を疊み上げて立派には出來てゐますが、ひどく淺い樣子です。
銭形平次捕物控:146 秤座政談
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
ゐげた(井架)の例文をもっと
(2作品)
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