“わかくさ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ワカクサ
語句割合
若草87.5%
嫩草12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おんな乞食こじきは、ふたたび、ままなからだになって、はな野原のはらや、うみえる街道かいどうや、若草わかくさしげ小山こやまのふもとなどを、たびしたくなったのであります。
お姫さまと乞食の女 (新字新仮名) / 小川未明(著)
春日はるひすらつかきみかなしも若草わかくさつまきみつかる 〔巻七・一二八五〕 柿本人麿歌集
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
嫩草わかくさ青き「こりんず」の
花守 (旧字旧仮名) / 横瀬夜雨(著)
けむる嫩草わかくさ
三国志:02 桃園の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)