“れんや”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
連夜66.7%
錬冶33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
漁夫ぎよふさけ深夜しんやあみかゝるのをちつゝ、假令たとひ連夜れんやわたつてそれがむなしからうともぽつちりとさへねむることなく
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
和田先生は持てん八十てんだが、五十前後の年はいの方にはめづらしい奇麗きれいな、こまかなりをされる。しかも、ややいんするといへるほどのねつ心家で、連夜れんやほとんど出せきかされた事がなかつた。
文壇球突物語 (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)
そこで彼は、持て余すまい、よく生かそうと、自己の天性を自己の努力で錬冶れんやしている。ふいごの火みたいな熱意を不断にそれへかけている。
新書太閤記:03 第三分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)