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りうとう
竜神より神仏へ
供と
云が
普通の
説なれど、こゝに
珎き
竜燈の談あり、少しく竜燈を
解べき説なれば
姑くしるして
好事家の
茶話に
供す。
竜神より神仏へ
供と
云が
普通の
説なれど、こゝに
珎き
竜燈の談あり、少しく竜燈を
解べき説なれば
姑くしるして
好事家の
茶話に
供す。
その小屋へ一宿しゝに
是日は六月十二日にて此御鉢といふ所へ
竜燈のあがる夜なり。
その小屋へ一宿しゝに
是日は六月十二日にて此御鉢といふ所へ
竜燈のあがる夜なり。
もう
此時は、
人が
御神輿を
擔ぐのでない。
龍頭また
鷁首にして、
碧丹、
藍紅を
彩れる
樓船なす
御神輿の
方が、います
靈とともに、
人の
波を
思ふまゝ
釣るのである。