トップ
>
ようびょう
ふりがな文庫
“ようびょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
杳渺
28.6%
妖猫
14.3%
庸猫
14.3%
沓渺
14.3%
窃眇
14.3%
窈渺
14.3%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
杳渺
(逆引き)
定基は其の
傍
(
かたえ
)
に昼も居た、夜も
臥
(
ふ
)
して、やるせない思いに、
吾
(
わ
)
が身の取置きも吾が心よりとは無く、ただ
恍惚
(
こうこつ
)
杳渺
(
ようびょう
)
と時を過した。
連環記
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
ようびょう(杳渺)の例文をもっと
(2作品)
見る
妖猫
(逆引き)
西南方に、
妖猫
(
ようびょう
)
の眼みたいな大きな星がまたたいていた。その星の光をよく見ていると虹色の
暈
(
かさ
)
がぼっとさしていた。
三国志:02 桃園の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ようびょう(妖猫)の例文をもっと
(1作品)
見る
庸猫
(逆引き)
猛虎も動物園に入れば
糞豚
(
ふんとん
)
の隣りに居を占め、
鴻雁
(
こうがん
)
も鳥屋に
生擒
(
いけど
)
らるれば
雛鶏
(
すうけい
)
と
俎
(
まないた
)
を
同
(
おな
)
じゅうす。
庸人
(
ようじん
)
と
相互
(
あいご
)
する以上は
下
(
くだ
)
って
庸猫
(
ようびょう
)
と化せざるべからず。庸猫たらんとすれば鼠を
捕
(
と
)
らざるべからず。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
ようびょう(庸猫)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
沓渺
(逆引き)
建文帝
是
(
かく
)
の如くにして山青く雲白き
処
(
ところ
)
に無事の余生を送り、
僊人
(
せんにん
)
隠士
(
いんし
)
の
踪跡
(
そうせき
)
沓渺
(
ようびょう
)
として知る可からざるが如くに身を終る可く見えしが、天意不測にして、魚は
深淵
(
しんえん
)
に
潜
(
ひそ
)
めども案に上るの日あり
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
ようびょう(沓渺)の例文をもっと
(1作品)
見る
窃眇
(逆引き)
材木店のご新造さんとして眺めるより月下の嘆きの女としてもう暫らく眺めたく、そこですぐには現れ出ないで、
窃眇
(
ようびょう
)
とした夜気の中にその姿を覗いていました。
生々流転
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
ようびょう(窃眇)の例文をもっと
(1作品)
見る
窈渺
(逆引き)
それはいよいよ
窈渺
(
ようびょう
)
たるものであった。
金魚撩乱
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
ようびょう(窈渺)の例文をもっと
(1作品)
見る