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杳渺
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ようびょう
ふりがな文庫
“
杳渺
(
ようびょう
)” の例文
しかも其の
因縁
(
いんえん
)
の
糾纏錯雑
(
きゅうてんさくざつ
)
して、果報の惨苦悲酸なる、而して其の影響の、
或
(
あるい
)
は
刻毒
(
こくどく
)
なる、或は
杳渺
(
ようびょう
)
たる、奇も
亦
(
また
)
太甚
(
はなはだ
)
しというべし。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
定基は其の
傍
(
かたえ
)
に昼も居た、夜も
臥
(
ふ
)
して、やるせない思いに、
吾
(
わ
)
が身の取置きも吾が心よりとは無く、ただ
恍惚
(
こうこつ
)
杳渺
(
ようびょう
)
と時を過した。
連環記
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
杳
漢検1級
部首:⽊
8画
渺
漢検1級
部首:⽔
12画
“杳”で始まる語句
杳
杳然
杳々
杳冥
杳窕
杳茫
杳樹
杳眇
杳遠