“やぐふとん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
夜具蒲団85.7%
夜具蒲團14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
顔を磨きたいと思ったら料理法を研究して食物で色を白くするがよい。西洋人は滅多めったに入浴せんけれども毎日襯衣はだぎを取かえたり、夜具蒲団やぐふとんのシーツをとりかえるからあかが身につかない。
食道楽:春の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
多分、昨夜の夜もすがらの煩悶はんもんが、心をものうくしたものでしょう。この男は大抵の場合には、夜具蒲団やぐふとんを用いないで寝られる習慣を持っている。
大菩薩峠:24 流転の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
御米およね卒然そつぜんなにともれない恐怖きようふねんおそはれたごとくにがつたが、ほとんど器械的きかいてきに、戸棚とだなから夜具蒲團やぐふとんして、をつとどほとこはじめた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)