“やきいも”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ヤキイモ
語句割合
焼芋72.2%
燒芋11.1%
焼薯11.1%
真珠5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
小林と母とはすぐ脇の布団の中で、無遠慮にふざけ散らしていたが、そのうち突然母が私に、焼芋やきいもを買って来いと言いつけた。
本草ほんざうにはまいが、あんずるに燒芋やきいもあんパンは浮氣うはきをとめるものとえる……が浮氣うはきがとまつたかうかは沙汰さたなし。
春着 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
親方から貰う小遣銭こづかいぜにはいうまでもなく、駄菓子でも焼薯やきいもでもしまって置いて、仕事場のすきを見て必ずお母のところへ持ってまいりましたから、清兵衞親方も感心して
名人長二 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
(……ふと思うと、前段に述べた、作者が、真珠やきいも三枚みッつで、書店の支配人と、ばらりの調子で声と指を合わせたと、趣をひとしゅうする。)
薄紅梅 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)