“ものども”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
者共75.0%
水兵8.3%
者供8.3%
者輩8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
にあって腕のムズがゆさに堪えぬ者共ものどもを幕府が召し集めて、最も好むところの腕立てに任せる役目ですから、毒を以て毒を制するといいつべきものです。
サア、みな水兵ものどもた/\、大佐閣下たいさかくかのおかへりだよ、それに、めづらしい賓人おきやくさんと、可愛かあいらしい少年せうねんとが御坐ござつた、はや御挨拶ごあいさつまうせ/\。
然し渡船わたしぶねは時間の消費をいとはず重い風呂敷包ふろしきづゝみなぞ背負せおつてテク/\と市中しちゆうを歩いてゐる者供ものどもにはだいなる休息を与へ
水 附渡船 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
いでや者輩ものども、当藩の物を奪ひ去る無法狼藉ろうぜきの坪太はそれよ。
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)