“ものおも”の漢字の書き方と例文
カタカナ:モノオモ
語句割合
物思100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼女は、少しの間、物思ものおもはしげだつた。が、やがて身を起しながら、快活に云つた——
先のこゝろよげなる氣色けしきに引きかへて、かうべを垂れて物思ものおもひのていなりしが、やゝありて
滝口入道 (旧字旧仮名) / 高山樗牛(著)
月兎ぐわつうさぎ時計とけいつて物思ものおもはしげにそれをながめました、それからかれはそれを茶碗ちやわんなかひたしてまたそれをてゐました、しかかれ自分じぶん最初さいしよつた『それは上等じやうとう牛酪バターでした』と言葉ことばよりほかなに
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)