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めんぼう
ふりがな文庫
“めんぼう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
面貌
59.5%
麺棒
35.1%
面当
2.7%
面㒵
2.7%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
面貌
(逆引き)
月は西に白けて、大空は
黎明
(
れいめい
)
の気を見せて来た。そこに天地が口を開けたやうな一種いふべからざる神厳と空虚の
面貌
(
めんぼう
)
の寸時がある。
夏の夜の夢
(新字旧仮名)
/
岡本かの子
(著)
めんぼう(面貌)の例文をもっと
(22作品)
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麺棒
(逆引き)
親分と唖の巳代吉の間はいよ/\
睨合
(
にらみあい
)
の姿となった。或日巳代吉は
手頃
(
てごろ
)
の
棒
(
ぼう
)
を押取って親分に打ってかゝった。親分も
麺棒
(
めんぼう
)
をもって渡り合った。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
めんぼう(麺棒)の例文をもっと
(13作品)
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面当
(逆引き)
法水がその
面当
(
めんぼう
)
を外すと、そこに易介の凄惨な死相が現われた。はたせるかな、法水の非凡な透視は適中していたのだ。
黒死館殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
面部から咽喉にかけての所は、
咽輪
(
のどわ
)
と
黒漆
(
くろぬり
)
の猛悪な相をした
面当
(
めんぼう
)
で隠されてあった。そして、背には、軍配
日月
(
じつげつ
)
の中央に
南無日輪摩利支天
(
なむにちりんまりしてん
)
と
認
(
したた
)
めた
母衣
(
ほろ
)
を負い、その脇に竜虎の
旗差物
(
はたさしもの
)
が挾んであった。
黒死館殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
めんぼう(面当)の例文をもっと
(1作品)
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面㒵
(逆引き)
ですが、
面㒵
(
めんぼう
)
を能楽の面に型どっているところに、十分能楽味を保たしたわたくしの心持が表われているつもりです。
「草紙洗」を描いて
(新字新仮名)
/
上村松園
(著)
めんぼう(面㒵)の例文をもっと
(1作品)
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