“めしとり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
召捕80.0%
召取20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其の家を里方にいたして奥方に入れた事が露見して、御不審がかゝり、家来共も召捕めしとり吟味中、深見新左衞門、諏訪部三十郎すわべさんじゅうろうと云う旗下の両家は宅番を仰せつけられたから、隔番かくばんの勤めでございます。
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
さわがしたるに依て此方へ召捕めしとり置たり但し吟味致すべきなれども亂心にまぎれなき故今日引渡し遣す尤も由緒ゆゐしよも是有家來ならば隨分ずゐぶんねんを入て療治れうぢ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
先に立名主なぬし組頭くみがしら一同に案内して入來りしゆゑ文藏は何事なにごとならんと大いに驚きし中上意じやういこゑかけ主人夫婦を高手小手にいましめければ母は仰天ぎやうてんしながら如何の譯にて候や悴儀せがれぎは御召取めしとりに相成べきわるさを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
同道仕つり候と申立ければ御代官所にては不審に思ひ其儀一かう此方に於ておぼえなき事なりと申されける故名主なぬしよう右衞門は進いで昨夜大岡越前守樣御組の由中田甚太夫と申され候御仁が御召取めしとりなされ明朝みやうてう當御役所たうおやくしよへ差出し候樣にと仰せ付られ候に付則ち召連候と申せしかば御代官ごだいくわんの方にては是を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)