“めしとら”の漢字の書き方と例文
語句割合
召捕100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
先に尋ねなば吾助に出逢本望を達すべきに公儀の御手に召捕めしとられては詮方せんかたなし一先旅宿にかへりて分別を定むべしと悽々すご/\馬喰町へ戻りけり
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
町木戸まちきど大番屋おおばんや召捕めしとられた売女の窮命されている有様が尾にひれ添えていかにもむごたらしく言伝えられている最中さいちゅうである。
散柳窓夕栄 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
もむ折柄をりからに近邊の人々も驚きて何故傳吉殿は召捕めしとられしと種々評議ひやうぎおよびやがてて女房おせんをつれ組頭百姓代共打揃うちそろひ高田の役所へ罷り出御慈悲じひ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
奪ひ取りしに相違なしと御檢使けんしへ長庵より申立たるに依て夫道十郎召捕めしとられ御吟味中牢死仕つりしなり長庵儀は其朝は前夜より不快ふくわいにて弟十兵衞の出立を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)