“大番屋”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おおばんや80.0%
おほばんや20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「強情な奴で、なかなか素直に口をあかねえそうですが、伊豆屋も旦那方もおなじ見込みで、もう大番屋おおばんやへ送り込んだということです」
半七捕物帳:45 三つの声 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
町木戸まちきど大番屋おおばんや召捕めしとられた売女の窮命されている有様が尾にひれ添えていかにもむごたらしく言伝えられている最中さいちゅうである。
散柳窓夕栄 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
「お前は大番屋おほばんやへ行つて、御係の方に申上げ、時松とお峯を救ひ出して來い。あの惚れ合つた二人を助けたら、少しは氣が晴れるだらう」