“建網番屋”の読み方と例文
読み方割合
たてあみばんや100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はしけで本船まで同乘してやつて來たのは來たが、それは大抵自分を見送つて呉れるのが主ではなく、二三名の鰊漁者にしんれふしや建網番屋たてあみばんやの親かたを、「また來年もよろしく」といふ意味でなつけて置く爲めだ。
泡鳴五部作:03 放浪 (旧字旧仮名) / 岩野泡鳴(著)