“めいしゅ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:メイシュ
語句割合
盟主35.7%
名手21.4%
銘酒21.4%
明珠14.3%
名主7.1%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あくまで伊那丸を中心とする一とうが、その盟主めいしゅをうしなって、なんの最後の一戦がはなばなしかろう。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
阿波あわ侯におかれては、いよいよ明日、まんじ丸でお国表へお引揚げなさる由、何やら盟主めいしゅを失うような寂寥せきりょうを覚えまする」
鳴門秘帖:01 上方の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「なんという名手めいしゅでしょう……ひろい国じゅうにも、これにまさるものはありますまい。」
壇ノ浦の鬼火 (新字新仮名) / 下村千秋(著)
それから、この法師ほうしには、「みみなし法一ほういち」というあだ名がつき、びわの名手めいしゅとして、ますます名声めいせいが高くなりました。(昭2・6)
壇ノ浦の鬼火 (新字新仮名) / 下村千秋(著)
旅の女が酒を造って、それを見ず知らずの人にも売ってあるいたことが、諸国銘酒めいしゅの根本となった例も多いのである。
木綿以前の事 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
酒屋の払いもきちんきちんと現金で渡し、銘酒めいしゅ本鋪ほんぽから、看板を寄贈きぞうしてやろうというくらいになり、蝶子の三味線もむなしく押入れにしまったままだった。
夫婦善哉 (新字新仮名) / 織田作之助(著)
それは条金じょうきんで紫金の色をした火斉珠かせいしゅをとおして、それに二つの明珠めいしゅをはめこんだものであった。
五通 (新字新仮名) / 蒲 松齢(著)
がまひたいには夜光やこう明珠めいしゅがあると云うが、吾輩の尻尾には神祇釈教しんぎしゃっきょう恋無常こいむじょうは無論の事、満天下の人間を馬鹿にする一家相伝いっかそうでんの妙薬が詰め込んである。
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
——以後、北条氏がとって代ってからは、中興のひと北条泰時やすときの善政、最明寺時頼さいみょうじときよりの堅持、また、元寇げんこうの国難にあたった相模太郎さがみたろう時宗などの名主めいしゅも出て、とまれ
私本太平記:01 あしかが帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)