“相模太郎”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さがみたらう50.0%
さがみたろう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
強固なる鎌倉幕府を統帥した八代の執権相模太郎さがみたらう時宗に帰すべきで、武家政治の罪も、その功績に依りて、少くともその二三割は償ひ得たと云つてもよいだらう。
二千六百年史抄 (新字旧仮名) / 菊池寛(著)
中興のひと北条泰時やすときの善政、最明寺時頼さいみょうじときよりの堅持、また、元寇げんこうの国難にあたった相模太郎さがみたろう時宗などの名主めいしゅも出て、とまれ、北条家七代の現執権高時の今にいたるまで、南北の六波羅探題以下、評定衆ひょうじょうしゅう
私本太平記:01 あしかが帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)