“みょうしゅ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
名主33.3%
妙手33.3%
明呪16.7%
妙趣16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
名田を有し、それ相当の貢租賦役を負担するもののみが本来百姓すなわち名主みょうしゅとして認められたもので、その以外は間人階級に置かれたものであった。
間人考 (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)
『なる程。妙手みょうしゅもあるものだの』
魚紋 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「故に知る。般若波羅蜜多はんにゃはらみたは、是れ大神呪じんしゅなり。是れ大明呪みょうしゅなり。是れ無上呪むじょうしゅなり。是れ無等等呪むとうどうしゅなり。く一切の苦を除く、真実にしてむなしからず」
般若心経講義 (新字新仮名) / 高神覚昇(著)
「是れ大神呪じんしゅ、是れ大明呪みょうしゅ、是れ無上呪むじょうしゅ、是れ無等等呪むとうどうしゅ」といって、四種の「呪」がげてありますが、要するに、これは般若波羅蜜多はんにゃはらみたは、最もすぐれた仏の真言だ、ということをいったものです。
般若心経講義 (新字新仮名) / 高神覚昇(著)
『取れるだけ自分の手でつかめ。人の手にあやつられるな。自分が自分みずからのものであること——人生の妙趣みょうしゅはつまりそこだよ』
はつ恋 (新字新仮名) / イワン・ツルゲーネフ(著)