“むしよく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
無飾50.0%
無職25.0%
無色25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
初めとして、全く消極的なもので、矢ツ張り、人の無飾むしよく活動を殺す形式の範圍になる。僕等は神經を鋭敏にと働かすべきで、それを離れて現象も、實體も、活動も、自我もないとするのだ。
泡鳴五部作:05 憑き物 (旧字旧仮名) / 岩野泡鳴(著)
かれ半年はんとし無職むしよく徘徊うろ/\してたゞパンと、みづとで生命いのちつないでゐたのであるが、其後そのご裁判所さいばんしよ警吏けいりとなり、やまひもつのちしよくするまでは、こゝつとめつてゐたのであつた。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
小酒杯リキユグラスの透明な無色むしよく火酒ウオツカを顫はし
東京景物詩及其他 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)