“無色”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
むしょく60.0%
むしき20.0%
むしよく20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
人間だって血液けつえきの赤い色と毛髪もうはつの色などをとりのぞけば、からだじゅうが無色むしょく透明とうめいになってしまうんだ。ガラスとたいしてちがわないよ
放浪児といふものゝ、その母親を慕ふ心情が何か云ひ得ようもない神秘的な無色むしきの山向ふで、キラキラとする雨に打たれてゐた。
剥製 (新字旧仮名) / 牧野信一(著)
小酒杯リキユグラスの透明な無色むしよく火酒ウオツカを顫はし
東京景物詩及其他 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)