“無花果色”の読み方と例文
読み方割合
いちじくいろ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
でも、夜明けの光を見ると、露八は、今に調べがあるだろうと、一縷いちるの心持ちを張っていた。手錠のかかった手は、知覚がなく、無花果色いちじくいろふくれていた。
松のや露八 (新字新仮名) / 吉川英治(著)