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無色
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むしょく
ふりがな文庫
“
無色
(
むしょく
)” の例文
人間だって
血液
(
けつえき
)
の赤い色と
毛髪
(
もうはつ
)
の色などをとりのぞけば、
体
(
からだ
)
じゅうが
無色
(
むしょく
)
で
透明
(
とうめい
)
になってしまうんだ。ガラスとたいしてちがわないよ
透明人間
(新字新仮名)
/
ハーバート・ジョージ・ウェルズ
(著)
その
返事
(
へんじ
)
だと、五
月
(
がつ
)
五
日
(
か
)
の
夜
(
よる
)
、
着色
(
ちゃくしょく
)
にしろ
無色
(
むしょく
)
にしろ、
西部劇
(
せいぶげき
)
を
上映
(
じょうえい
)
していた
館
(
かん
)
は
一
(
ひと
)
つもない。
金魚は死んでいた
(新字新仮名)
/
大下宇陀児
(著)
この故に
無声
(
むせい
)
の詩人には一句なく、
無色
(
むしょく
)
の画家には
尺縑
(
せっけん
)
なきも、かく
人世
(
じんせい
)
を観じ得るの点において、かく
煩悩
(
ぼんのう
)
を
解脱
(
げだつ
)
するの点において、かく
清浄界
(
しょうじょうかい
)
に
出入
(
しゅつにゅう
)
し得るの点において
草枕
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
ぼくは
血
(
ち
)
を
無色
(
むしょく
)
にすることができるということを見つけたんだよ。
血
(
ち
)
を
無色
(
むしょく
)
にすることができれば、人間を
透明
(
とうめい
)
にすることができる、というわけだ。
透明人間
(新字新仮名)
/
ハーバート・ジョージ・ウェルズ
(著)
“無色”の意味
《名詞》
色がついていないこと。
思想に偏りが無いこと。
(出典:Wiktionary)
“無色”の解説
無色(むしょく)とは「色が無い」ことを指す。英語でカラーレス(Colorless / Colourless)と言う。
(出典:Wikipedia)
無
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
色
常用漢字
小2
部首:⾊
6画
“無色”で始まる語句
無色透明
無色亦無受相行識