“みづき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
瑞木33.3%
瑞樹25.0%
水城25.0%
身付8.3%
身附8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
瑞木みづき花木はなき此頃このごろ泣かなくつて。』
帰つてから (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
まことの歌である。島崎氏の歌は森の中にこもる鳥の歌、その玲瓏のさへづり瑞樹みづき木末こずゑまで流れわたつて、若葉の一つ一つを緑の聲にかさずば止まなかつた。
新しき声 (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)
草ふかき水城みづき飛び越え立つ鴨のかる鴨の子をうつくしみ見む
夢殿 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
かたのごとくに女衒の判代や身付みづきの代を差引かれましたが、残った金を医者のところへ持って行って、宜しくおねがい申しますと云うと、桂斎先生は心得て、そのうちから八両とかを受取って
三浦老人昔話 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
つけ其上にてかせぎなば娘を請出す時節じせつも有なんはなくとも其内娘がよき客ありて身請をさるる事もや有んとお文にも言聞せすぐに證文を取極めはん人へ禮金三兩當人の身附みづき金五兩を引去四十二兩の金を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)