“まをし”の漢字の書き方と例文
語句割合
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
物言ふは用事のある時慳貪けんどんまをしつけられるばかり、朝起まして機嫌をきけば不図ふとわきを向ひて庭の草花をわざとらしきことば
十三夜 (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)
まげ度程まげ申せは、それには光さし申世にて候間、中々我等躰之者罷出まかりいで、世に逢申儀にて無御座候、世にあわせまをしても、はや無余候間、今日/\と存、死をまつばかりにて御座候。
随筆 宮本武蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
物言ものいふは用事ようじのあるとき慳貪けんどんまをしつけられるばかり、朝起あさおきまして機嫌きげんをきけば不圖ふとわきひてには草花くさばなわざとらしきことば
十三夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)