“まくらことば”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
枕詞85.7%
冠詞7.1%
枕言葉7.1%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
或いはまた「栲衾たくぶすま新羅しらぎの国」などとも謂って、白いという枕詞まくらことばにこのタクのふすまを用いていたのを見ると、是はおそらくは染めずに着たもので、今日謂うところの生麻きあさなどと同じく、繊維の性質がもと染物とするには適しなかったものと思われる。
木綿以前の事 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
石上は「ふる」の枕詞まくらことばです。
鴎外の思い出 (新字新仮名) / 小金井喜美子(著)
坊さんがお経を読む時に、唱える枕詞まくらことばでもありません。
般若心経講義 (新字新仮名) / 高神覚昇(著)
いろいろな学者が「大鳥おおとりの」を枕詞まくらことばとして切り離し、「羽買山はがひやま」だけの名をもった山をいろいろな文献の上から春日山の附近に求めながら、いまだにはっきり分からないでいるようであります。
大和路・信濃路 (新字新仮名) / 堀辰雄(著)
今や文壇の趨勢既に『万葉』『古今集』以来古歌固有の音律を喜ばずまた枕詞まくらことば掛言葉かけことば等邦語固有の妙所をしりぞけこれに代ふるに各自辺土の方言と英語翻訳の口調くちょうを以てせんとす。
江戸芸術論 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
御馴染甲斐おなじみがい打寄うちよす冠詞まくらことば前席ぜんせきから。
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
「しなてるや」というのは、片岡山かたおかやまという言葉ことばかぶせたかざりの枕言葉まくらことばで、うた意味いみ
夢殿 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)