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まうさう
ふりがな文庫
“まうさう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
妄想
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
妄想
(逆引き)
さらずば
御母上
(
おんはゝうへ
)
の
御機嫌
(
ごきげん
)
うかゞひの
御状
(
ごじやう
)
か、さらずば
御胸
(
おむね
)
にうかぶ
妄想
(
まうさう
)
のすて
處
(
ところ
)
、
詩
(
し
)
か
歌
(
うた
)
か、さらずば、さらずば、
我
(
わ
)
が
方
(
かた
)
に
賜
(
たま
)
はらんとて
甲斐
(
かひ
)
なき
御玉章
(
おんたまづさ
)
に
勿躰
(
もつたい
)
なき
筆
(
ふで
)
をや
染
(
そ
)
め
給
(
たま
)
ふ。
軒もる月
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
だから、こんな莫迦げた
妄想
(
まうさう
)
を起す奴を相手に興奮してはつまらぬと、煙草を吸ひかけたが、手がふるへた。寿枝はおろおろして
燐寸
(
マツチ
)
をつけた。その瞬間、二人ははつと顔をそむけた。
六白金星
(新字旧仮名)
/
織田作之助
(著)
大谷が間に立つて
取
(
と
)
り
做
(
な
)
しかけた縁談は、碌に話の進まぬ中に立ち消えになつて、父の口から明ら樣に彼れに告げて意向を確める必要もなくて濟んだが、彼れは二三日
妄想
(
まうさう
)
に惱んだゞけで
入江のほとり
(旧字旧仮名)
/
正宗白鳥
(著)
まうさう(妄想)の例文をもっと
(9作品)
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