“まいきよ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
枚挙83.3%
枚擧16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
日本の女は、何よりも、不名誉をぢるものである。屈辱くつじよくかうむつたために自殺した女の話は、枚挙まいきよし難いといつてもよい。しもの物語は、かういふ事実を立証するに足るものである。——
日本の女 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
扶桑略記ふさうりやくき(巻卅三)〇日本(百卅三)の列伝れつでん(五十九)〇菅家御伝記(神統かみのみすゑ菅原陳経のぶつね朝臣御作正史によられたれば証とすべし)其余そのよ虚実きよじつ混合こんがふしたる古今の書籍しよじやく枚挙まいきよすべからず。
驚かせし事枚擧まいきよするにいとまあらざるほど多き物から中にも殊にすぐれたるは天一ばう裁判さいばんなり之は物の本にも作り又芝居しばゐにても脚色しくみ講談かうだん落語らくごは更にも言ず其他種々さま/″\の物にも見え其の筋に大同小異だいどうせういありと雖も其主意とする所は
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)