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ほそびき
ふりがな文庫
“ほそびき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
細引
75.0%
細曳
17.5%
細紐
2.5%
細索
2.5%
麻縄
2.5%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
細引
(逆引き)
目をこらして、彼の降りて来た個所を見ると、格天井の隅の一枚が、ポッカリ黒い穴になって、そこから一本の
細引
(
ほそびき
)
がたれている。
吸血鬼
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
ほそびき(細引)の例文をもっと
(30作品)
見る
細曳
(逆引き)
飯櫃
(
おはち
)
を私の手の届かぬ高い処へ載せておいたり、私を
蒲団
(
ふとん
)
の中にくるんで押入れの中に投げ込んだり、ある夜などは私を
細曳
(
ほそびき
)
で
手鞠
(
てまり
)
のように
搦
(
から
)
げて
何が私をこうさせたか:――獄中手記――
(新字新仮名)
/
金子ふみ子
(著)
ほそびき(細曳)の例文をもっと
(7作品)
見る
細紐
(逆引き)
大掃除の時にも彼は
懐手
(
ふところで
)
をしたなり澄ましていた。
行李
(
こうり
)
一つ
絡
(
から
)
げるにさえ、彼は
細紐
(
ほそびき
)
をどう渡すべきものやら分らなかった。
道草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
ほそびき(細紐)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
細索
(逆引き)
鹽「あなたも不憫と
思召
(
おぼしめ
)
すならば、此の
屍骸
(
しがい
)
は
私
(
わたくし
)
一人では持ってまいることは出来ませんが、此処に
細索
(
ほそびき
)
がありますから、これで
括
(
から
)
げて吊りまして、鉄砲の
差荷
(
さしにな
)
いで、
一方
(
かた/\
)
担いではくれませんか」
塩原多助一代記
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
ほそびき(細索)の例文をもっと
(1作品)
見る
麻縄
(逆引き)
清「よし、
此奴
(
こいつ
)
細っこい紐じゃア駄目だ、なに
麻縄
(
ほそびき
)
が
宜
(
い
)
い」
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
ほそびき(麻縄)の例文をもっと
(1作品)
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