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あさなわ
ふりがな文庫
“あさなわ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
麻縄
80.0%
麻繩
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
麻縄
(逆引き)
水銀の
剥
(
は
)
げちらした鏡一つと、壊れた脚を
麻縄
(
あさなわ
)
でくるくると
捲
(
ま
)
いた木の
椅子
(
いす
)
が一つあるっきりの
身窄
(
みすぼ
)
らしい理髪屋であった。
何が私をこうさせたか:――獄中手記――
(新字新仮名)
/
金子ふみ子
(著)
医者は少し呼吸器を
冒
(
おか
)
されているようだからと云って、切に転地を勧めた。安井は心ならず押入の中の
柳行李
(
やなぎごうり
)
に
麻縄
(
あさなわ
)
を掛けた。御米は
手提鞄
(
てさげかばん
)
に
錠
(
じょう
)
をおろした。
門
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
あさなわ(麻縄)の例文をもっと
(16作品)
見る
麻繩
(逆引き)
で
踠
(
あが
)
けば
躓
(
つまづ
)
き、躓いては踠き、
揚句
(
あげく
)
に首も廻らぬ
破目
(
はめ
)
に押付けられて、
一夜
(
あるよ
)
頭拔
(
づぬ
)
けて大きな
血袋
(
ちぶくろ
)
を
麻繩
(
あさなわ
)
にブラ下げて、
脆
(
もろ
)
くも
冷
(
ひやツこ
)
い體となツて了ツた。
平民の娘
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
オランダ人で
伝法肌
(
デスペラド
)
といったような男がシェンケから大きな
釣
(
つ
)
り
針
(
ばり
)
を借りて来てこれに肉片をさし、親指ほどの
麻繩
(
あさなわ
)
のさきに結びつけ、浮標にはライフブイを縛りつけて
舷側
(
げんそく
)
から投げ込んだ。
旅日記から
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
あさなわ(麻繩)の例文をもっと
(4作品)
見る
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あさなは
ほそびき
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