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ぶる
ふりがな文庫
“ぶる”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
ブル
語句
割合
慄
37.5%
震
25.0%
顫
25.0%
振
12.5%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
慄
(逆引き)
重い疲労を引き
摺
(
ず
)
りながら、夕方の道を帰って来た。その日町へ出るとき赤いものを吐いた、それが路ばたの
槿
(
むくげ
)
の根方にまだひっかかっていた。堯には
微
(
かす
)
かな身
慄
(
ぶる
)
いが感じられた。
冬の日
(新字新仮名)
/
梶井基次郎
(著)
ぶる(慄)の例文をもっと
(3作品)
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震
(逆引き)
咄喊
(
とっかん
)
はこのよくせきを
煎
(
せん
)
じ詰めて、煮詰めて、
缶詰
(
かんづ
)
めにした声である。死ぬか生きるか
娑婆
(
しゃば
)
か地獄かと云う
際
(
きわ
)
どい
針線
(
はりがね
)
の上に立って
身
(
み
)
震
(
ぶる
)
いをするとき自然と
横膈膜
(
おうかくまく
)
の底から
湧
(
わ
)
き上がる至誠の声である。
趣味の遺伝
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
ぶる(震)の例文をもっと
(2作品)
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顫
(逆引き)
歯の根も合わぬくらいガタガタ
顫
(
ぶる
)
いであった。私は照準をまた心持下げてくれた。
陰獣トリステサ
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
ぶる(顫)の例文をもっと
(2作品)
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振
(逆引き)
ちはや
振
(
ぶる
)
神のむかし大山つみのなせる業にや造化の天工いづれの人か筆をふるひ詞を尽さむ。
松島に於て芭蕉翁を読む
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
ぶる(振)の例文をもっと
(1作品)
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