“ぶつさう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
物騷62.5%
物騒37.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
此家ではそんな物騷ぶつさうなものを買つた覺えはありませんので、いろ/\藥屋で調べましたところ、二た月ばかり前に、喜三郎が自分で石見銀山いはみぎんざんを買つたことがある相です、多分それを
總勢すぐツて百四五十人ばかり。毎日いくさごツこのやうな眞似ばかりして居たが、そのうち世は漸次しだいに文化に向つて、さういふ物騷ぶつさうな學校の立ち行かう筈もないので、其中そのうちに潰れて了つた。
兵馬倥偬の人 (旧字旧仮名) / 塚原渋柿園塚原蓼洲(著)
みなさんはお通夜つやのおかたか、おや/\物騒ぶつさうだな、通夜つやばうさんがさけ酔倒ゑひたふれてる、炮砥はうろく線香せんかうをどつさりして、一本花ぽんばな枕団子まくらだんご旧弊きうへいだね、これから思ふと地獄ぢごくはう余程よつぽどひらけた。とふお話で。
明治の地獄 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)