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ふうじこ
ふりがな文庫
“ふうじこ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
封込
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
封込
(逆引き)
冷
(
つめ
)
たい
月
(
つき
)
の
光
(
ひかり
)
に
射
(
さ
)
されて、
人目
(
ひとめ
)
に
掛
(
かゝ
)
らぬ
石
(
いし
)
の
中
(
なか
)
に
封込
(
ふうじこ
)
められた
蟾蜍
(
ひきがへる
)
の
如
(
ごと
)
く、わが
身
(
み
)
は
醜
(
みにく
)
い
鉱皮
(
くわうひ
)
の
下
(
した
)
に
押
(
お
)
し
籠
(
こ
)
められてゐる
時
(
とき
)
、ほかの
人
(
ひと
)
たちは
清浄
(
しやうじやう
)
な
肉身
(
にくしん
)
で
上天
(
じやうてん
)
するのだらう。
癩病やみの話
(新字旧仮名)
/
マルセル・シュウォッブ
(著)
天下御
法度
(
はっと
)
の現金輸送という奴で、紙幣のまま
封込
(
ふうじこ
)
んだ添手紙が新聞社宛に托される。
青バスの女
(新字新仮名)
/
辰野九紫
(著)
昔、人と水と戦って、この里の滅びようとした時、
越
(
えつ
)
の
大徳泰澄
(
だいとくたいちょう
)
が
行力
(
ぎょうりき
)
で、竜神をその夜叉ヶ池に
封込
(
ふうじこ
)
んだ。竜神の言うには、人の
溺
(
おぼ
)
れ、地の沈むを救うために、自由を奪わるるは、是非に及ばん。
夜叉ヶ池
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
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