“びんぼふ”の漢字の書き方と例文
語句割合
貧乏100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おぢさんはながいこと、いつも、きみたちにいいほんをこしらへてあげたいとおもつてゐた。けれど貧乏びんぼふではほんけない。今度こんどやつとのことで、このほんをつくることができた。
赤い旗 (旧字旧仮名) / 槙本楠郎(著)
農夫のうふ貧乏びんぼふの者なりしゆゑ六百ときゝて大によろこび、焼飯やきめし二ツを出して六百の銭にかへけり。
おぢさんはきみたちのおとうさんやおかあさんとおなじやうに貧乏びんぼふだ。そしてきみたちのやうな元氣げんき可愛かあい子供こどもつてゐる。去年きよねんは六つになるスミレといふをんな一人ひとりくした。
赤い旗 (旧字旧仮名) / 槙本楠郎(著)