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ひばし
ふりがな文庫
“ひばし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
火箸
97.5%
鉄火箸
0.8%
檜橋
0.8%
火筯
0.8%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
火箸
(逆引き)
「おや……」と夫人は血相変え、
火箸
(
ひばし
)
を片手に握りしまま、
衝
(
つ
)
と立上って矢島を
睨附
(
ねめつ
)
け、「ヌ——」とばかり、激怒して口が利けず。
貧民倶楽部
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
ひばし(火箸)の例文をもっと
(50作品+)
見る
鉄火箸
(逆引き)
「ハイ。シッカリと刺しておいたつもりでしたが、
今朝
(
けさ
)
見ますとその
鉄火箸
(
ひばし
)
は、この敷居の蔭に落ちておりました」
巡査辞職
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
すると草川巡査は、その
継嵌
(
つぎはめ
)
の板片の中の一枚を外から何の苦もなくパックリと引離して、そこから片手を突込んで
鉄火箸
(
ひばし
)
を引き抜いて、掛金を
外
(
はず
)
した。
巡査辞職
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
ひばし(鉄火箸)の例文をもっと
(1作品)
見る
檜橋
(逆引き)
櫟津
(
いちひづ
)
は大和の
添上
(
そへかみ
)
郡だといふから、
櫟津
(
いちひづ
)
の
檜橋
(
ひばし
)
とつづけると、神田の
龍閑橋
(
りうかんばし
)
とか芝の
土橋
(
どばし
)
とかいふふうに方向まで示してゐるので、その土地に
委
(
くは
)
しくもないくせに、大和生れの娘の顏を見て
春宵戯語
(旧字旧仮名)
/
長谷川時雨
(著)
さしなべに湯沸かせ子ども
櫟津
(
いちひづ
)
の
檜橋
(
ひばし
)
より來む
狐
(
きつ
)
に
浴
(
あ
)
むさむ
春宵戯語
(旧字旧仮名)
/
長谷川時雨
(著)
ひばし(檜橋)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
火筯
(逆引き)
炉の向い側には
茵
(
しとね
)
三枚を
畳
(
かさ
)
ねて敷いて、山椒大夫がすわっている。大夫の赤顔が、座の右左に
焚
(
た
)
いてある
炬火
(
たてあかし
)
を照り反して、燃えるようである。三郎は炭火の中から、赤く焼けている
火筯
(
ひばし
)
を抜き出す。
山椒大夫
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
ひばし(火筯)の例文をもっと
(1作品)
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“ひばし”の意味
《名詞》
ひばし【火箸、火筋、火挟、撥火杖】
炭火を挟む際に使う金属製の箸。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
はし
ひばち
かなひばし
かねひばし
てつひばし