“ひとけはひ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
人気配50.0%
人氣勢50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
るたけ順礼じゆんれいとほくよけて、——人気配ひとけはひうしろ振向ふりむけた、銀杏返ゐてふがへし影法師かげばふしについて、横障子よこしやうじうらまはつた。みせうら行抜ゆきぬけである。
銀鼎 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
ひとたちを、こゝにあるもののやうに、あらぬ跫音あしおとかんがへて、しはぶきみゝには、人氣勢ひとけはひのない二階にかいから、手燭てしよくして、する/\とだんりた二人ふたり姿すがたを、まで可恐おそろしいとはおもはなかつた。
霰ふる (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)