“はんらたい”の漢字の書き方と例文
語句割合
半裸体100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
窃盗せっとう嫌疑けんぎけて、身体検査しんたいけんさまでされ、半裸体はんらたい姿すがたちながら、職務しょくむ忠実ちゅうじつすぎる男の自由じゆうにされる——これがはずかしくないだろうか? しかし、これも経験けいけんなのだ。
身体検査 (新字新仮名) / フョードル・ソログープ(著)
半裸体はんらたいの女が幾人となくごろごろ寐転ねころがっている部屋へ、無断で闖入ちんにゅうしても、風紀を紊乱びんらんすることの出来るような体力は既に持合もちあわしていないものと、見做みなされていたと言ったなら
勲章 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
あるのことです。りっぱな、おじょうさまの馬車ばしゃもんまえまると、おじょうさまは、黒髪くろかみ両方りょうほうのふくよかなかたみだした、半裸体はんらたいわかおんなをつれて、おうちなかへはいられました。
初夏の空で笑う女 (新字新仮名) / 小川未明(著)