“はらごもり”の漢字の書き方と例文
語句割合
腹籠100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はてさて迷惑(めいわく)な、こりや目(め)の前(まい)で黄色蛇(あおだいしやう)の旨煮(うまに)か、腹籠(はらごもり)の猿(さる)の蒸焼(むしやき)か、災難(さいなん)が軽(かる)うても、赤蛙(あかゞへる)の干物(ひもの)を大口(おほぐち)にしやぶるであらうと、潜(そツ)と見(み)て居(ゐ)ると、片手(かたて)に椀(わん)を持(も)ちながら掴出(つかみだ)したのは老沢庵(ひねたくあん)。
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
はてさて迷惑(めいわく)な、こりゃ目の前で黄色蛇(あおだいしょう)の旨煮(うまに)か、腹籠(はらごもり)の猿の蒸焼(むしやき)か、災難が軽うても、赤蛙(あかがえる)の干物(ひもの)を大口にしゃぶるであろうと、そっと見ていると、片手に椀(わん)を持ちながら掴出(つかみだ)したのは老沢庵(ひねたくあん)。
高野聖 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
七月目の腹籠(はらごもり)、蝮が据置かれた硝子(がらす)戸棚は、蒼筋(あおすじ)の勝ったのと、赤い線の多いのと、二枚解剖(かいぼう)の図を提げて、隙間一面、晃々(きらきら)と医療器械の入れてあるのがちょうど掻巻(かいまき)の裾(すそ)の所、二間の壁に押着(おッつ)けて
沼夫人 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)