“はこまくら”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
箱枕83.3%
筥枕16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しきイザとすゝむ箱枕はこまくらのみならぬ身の親父が横に成たる背後うしろへ廻り腰より足をさす行手ゆくてよわきかひなも今宵此仇このあだたふさんお光の精神是ぞ親子が一世の別れときはまる心は如何ならん想像おもひやるだにいたましけれ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
エヽそんならコウ鐵槌かなづちがあらばつてしねえ。女「オホホ、かなさいこづちことかいな、ソレなんちふさんすのぢやいな。「イヤあの箱枕はこまくら此柱このはしらへうちつけてちながらるつもりだ。 ...
大阪まで (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
寝所ふしどには括枕くくりまくらのかたはらにしゆ筥枕はこまくら置きつつあはれ
つゆじも (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)