“はくちょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
白鳥47.5%
白丁47.5%
白鵠2.5%
2.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
で、その白鳥はくちょうは、いまとなってみると、いままでかなしみやくるしみにさんざん出遭であったことよろこばしいことだったという気持きもちにもなるのでした。
町へ出る時にも、やっぱり米友は烏帽子えぼしかぶって白丁はくちょうを着ておりました。それから例の杖に油壺をくくりつけて肩にかついでおりました。
大菩薩峠:13 如法闇夜の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
たしか白鵠はくちょうであったろうか、それとも水浴するナイアスの白い素肌であったのかしら。
その子衡父の屍をもとめて得ざりければ、はくちょうの足をつないで石崖頂に置き、白日昇天したと言い触らし、愚俗これを信じて子孫を天師とあがめた(『五雑俎』八)。