“クヾヒ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
60.0%
白鵠40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
同じ意味に於て、更に神聖な牲料ニヘシロなるクヾヒは、白鳥と呼ばれて常世の鳥と考へられたのは固より、靈を持ち搬び、時としては、人間身をも表す事の出來るものとせられた。
「たづ」と言はれる大鳥の中、全身純白なクヾヒは、殊に此意味を深く感ぜられてゐる。
白玉・赤玉・青玉・横刀・白馬・白鵠クヾヒ倭文シドリ若水沼間ワカミヌマ・鏡が譬喩になつて、縁起のよい詞が続いて居る。此等は名称の上の譬喩から、更に抽象的に敷衍して居るのである。
国文学の発生(第二稿) (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
……手長タナガの大御世をみはかし広に誅堅ウチ?めて、白御馬の……踏み堅め……振り立つる事は、耳のいや高に、天下をしろしめさむ事志太米、白鵠クヾヒの生御調玩物、倭文の大御心も多親タシ