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はくちやう
ふりがな文庫
“はくちやう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
白丁
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
白丁
(逆引き)
「お勝手の戸棚の
白丁
(
はくちやう
)
の中に毒の
氣
(
け
)
があれば、湯へ行く前に入れたかも知れないが、白丁に殘つた酒に毒が入つて居なきや、お近さんは下手人ぢやないよ」
銭形平次捕物控:196 三つの死
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「二本の
白丁
(
はくちやう
)
に出して置いて、一本無くなると次のを呑み、二本空つぽになると、又樽から出して置きます」
銭形平次捕物控:277 和蘭の銀貨
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
間違ひだよ、錢形の親分、——一昨夜の凉み船で呑んだ酒の殘り、徳利に殘つて
燗
(
かん
)
ざましになつたのを、物事に氣のつく周助が、
白丁
(
はくちやう
)
に入れて持つて歸つたのだ。
銭形平次捕物控:201 凉み船
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
お兼は戸棚をあけて中の
白丁
(
はくちやう
)
を出して見せました。振つて見ると未だ少しは殘つてゐさうですが、平次は一寸臭ひを嗅いで見たきり、念入りに封をして八五郎に預けました。
銭形平次捕物控:196 三つの死
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
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