“ぬくて”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
抜手50.0%
拔手25.0%
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
前後の分別に遑無いとまなく、用人の素頭すかうべ抜手ぬくても見せず、ころりとおとしぬ。
妖怪年代記 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
はなれて十町ばかり野合のあひへ掛る處へ向ふより二人の旅人とほかゝり幸之進が馬のわきを行違ふ時拔手ぬくても見せず右の片足をばつさり切落きりおとしければ幸之進はアツトさま馬より落る處を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
「おとつゝあ、ぬくてえんだよ」おつぎはいつてまた
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)