“ななま”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
七室25.0%
七巻25.0%
七座25.0%
七間25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
七室ななま霧にみなかす初秋はつあきを山の素湯さゆめでしやまろうど
舞姫 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
どうかしてかたきちたいとおもいますが、何分なにぶんこうは三上山みかみやま七巻ななまはんくというおおむかでのことでございますから、よしかって行っても見込みこみがございません。
田原藤太 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
七座ななまほしむれにして
白羊宮 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫薄田淳介(著)
何しろ滅法めっぽう安値やすい家で、立派な門構もんがまえに、庭も広し、座敷も七間ななまあって、それで家賃がわずかに月三円五十銭というのだから、当時まだ独身者ひとりものの自分には、願ったりかなったりだと喜んで
怪物屋敷 (新字新仮名) / 柳川春葉(著)