“ななまき”の漢字の書き方と例文
語句割合
七巻100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
毒々しい黒煙りが長いうず七巻ななまきまいて、むくりと空を突く途端とたんに、碌さんの踏む足の底が、地震のようにうごいたと思った。あとは、山鳴りが比較的静まった。すると地面の下の方で
二百十日 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
舞わして、苦桃太郎を七巻ななまき巻裹まきくる
鬼桃太郎 (新字新仮名) / 尾崎紅葉(著)
七巻ななまき八巻やまき織りかけたる布帛きぬはふつふつと切れて風なきに鉄片と共に舞い上る。
薤露行 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)