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とびのり
ふりがな文庫
“とびのり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
飛乗
66.7%
飛乘
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
飛乗
(逆引き)
電車が来る、と物をも言わず、味噌摺坊主は
飛乗
(
とびのり
)
に
飜然
(
ひらり
)
、と乗った。で、その小笠をかなぐって脱いだ時は、早や乗合の中に紛れたのである。——白い火が飛ぶ上野行。
日本橋
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
それだもんだから、辻車に
飛乗
(
とびのり
)
をして、ふらふら眠りながら来たものと見えます。
註文帳
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
とびのり(飛乗)の例文をもっと
(2作品)
見る
飛乘
(逆引き)
逃
(
にが
)
したが又儀左衞門殿も
一體
(
いつたい
)
白妙
(
しろたへ
)
が
馴染
(
なじみ
)
の客にて是も其夜白妙を
阿部河原
(
あべがはら
)
まで
追駈
(
おつかけ
)
來られ重五郎と
問答
(
もんだふ
)
中白妙は
船
(
ふね
)
に
飛乘
(
とびのり
)
柴屋寺
(
しばやでら
)
まで參りしなり其後樣子を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
怪敷
(
あやしく
)
思はれし故なりとぞ
其頃
(
そのころ
)
海賊
(
かいぞく
)
二人召捕れ
詮議
(
せんぎ
)
有
(
あり
)
しに是等は八
艘飛
(
さうとび
)
の
與市
(
よいち
)
と云ふ者の子分にて海賊となりし由申ける故其與市は
何方
(
いづかた
)
に
住居
(
すまひ
)
致すやと
糺
(
たゞ
)
されしに海賊共七八年以前
泉州
(
せんしう
)
堺
(
さかひ
)
又は
安藝
(
あき
)
の
宮島
(
みやじま
)
阿州
(
あしう
)
尼子
(
あまこ
)
の
浦
(
うら
)
に
相住
(
あひすみ
)
海中にて西國大名の荷物船へ
飛乘
(
とびのり
)
賊を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
とびのり(飛乘)の例文をもっと
(1作品)
見る
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