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飛乗
ふりがな文庫
“飛乗”のいろいろな読み方と例文
旧字:
飛乘
読み方
割合
とびの
50.0%
とびのり
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とびの
(逆引き)
アパートの入口に待たせてあった自動車に、三室銀子を押し込めるように乗せると、自分はその後から
飛乗
(
とびの
)
って、深沢深を助手台に納めたまま、高円寺の家へ飛ばしたのです。
奇談クラブ〔戦後版〕:16 結婚ラプソディ
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
幾人かの子どもが前の子の帯を
捉
(
とら
)
えて、連鎖式ともいうべき長い馬になり、それへめいめいが走って行って
飛乗
(
とびの
)
るもので、是は
胴乗
(
どうの
)
りと呼ぶ村もあって、馬飛びの運動との結合かとも思われる。
こども風土記
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
飛乗(とびの)の例文をもっと
(2作品)
見る
とびのり
(逆引き)
電車が来る、と物をも言わず、味噌摺坊主は
飛乗
(
とびのり
)
に
飜然
(
ひらり
)
、と乗った。で、その小笠をかなぐって脱いだ時は、早や乗合の中に紛れたのである。——白い火が飛ぶ上野行。
日本橋
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
それだもんだから、辻車に
飛乗
(
とびのり
)
をして、ふらふら眠りながら来たものと見えます。
註文帳
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
飛乗(とびのり)の例文をもっと
(2作品)
見る
飛
常用漢字
小4
部首:⾶
9画
乗
常用漢字
小3
部首:⼃
9画
“飛”で始まる語句
飛
飛沫
飛騨
飛鳥
飛出
飛白
飛込
飛退
飛翔
飛行
“飛乗”のふりがなが多い著者
柳田国男
泉鏡花
野村胡堂