“てんとうさま”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
天道様86.2%
太陽様10.3%
天燈様3.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
よるのこたァ、こっちがてるうちだから、なにをしてもかまわねえが、お天道様てんとうさまが、あがったら、そのにおいだけにめてもらいてえッてよ。
おせん (新字新仮名) / 邦枝完二(著)
実はというと、こッちの襤褸ぼろも出るわけだが、どうせおれ達の根性は太陽様てんとうさまも御照覧だから、なにもかも言ってしまう。
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
思えば苦しい仔細しさいがあってと察しては御前の心も大方は見えていじらしく、エヽ腹立はらだたしい三世相さんぜそう、何の因果をたれが作って、花に蜘蛛くもの巣お前に七蔵しちぞうの縁じゃやらと、天燈様てんとうさままで憎うてならぬこの珠運しゅうん
風流仏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)